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【びわこ湖南】8/30MS (株)ラシーマ代表取締役島袋勉氏

2011年08月30日

【びわこ湖南】8/30MS (株)ラシーマ代表取締役島袋勉氏

びわこ湖南倫理法人会8月30日のモーニングセミナーの講師は、
株式会社ラシーマ代表取締役島袋勉氏。

100人セミナーということで、会場もいつもの3階ではなく2階の会場です。
多くな方が、早朝より参加されました。

「義足のランナー」としてあまりにも有名な島袋さん。
講話のテーマは「夢をあきらめない」。

【びわこ湖南】8/30MS (株)ラシーマ代表取締役島袋勉氏

沖縄生まれ沖縄育ちの島袋さんが会社を起こしたのは1983年20歳のとき。
コンピュータを使った情報分析で順調に会社は発展。
2001年、アメリカでのITビジネスの視察の帰りに事故で突然、両足を失います。
20ヶ月の入院を経て、倒産寸前の会社に無理矢理戻り会社を見事、立て直します。
両足をなくしただけではなく事故の影響で「高次脳機能障害」「複視」の障害も抱えての現場復帰。
すべてを事細かにメモし、確認した事により「高次脳機能障害」を持ちながら、
2ヶ月経つと社内の誰よりも仕事のし忘れが少なくなったとの事。

「一番苦手なことが出来たら他のことは何でもできるんじゃないか」

と、一番苦手な事への挑戦として取り組み始めたのがマラソン。

2004年12月にはホノルルマラソンに挑戦し完走。
事故から最初のホノルルマラソン挑戦までは書籍「義足のランナー」として出版されています。

数々の困難、苦難を乗り越え、一つひとつ出来ない事を減らしてきた島袋さん。
現状を受け入れる事が大事だと感じ努力されてきたとおっしゃいます。

現状を受け入れるために考えた事は三つ。

一つは「無い物ねだりをしないでおこう。「足があれば」という言葉を使わない」。
二つ目「言い訳をしない。足がないから出来ないとは言わないでおこう」。
三つ目「自分の悪い所を隠さない。頭(高次脳機能障害)、目(複視)の障害も隠さず言おう」。

この三つで現状を受け入れ、周りの人にも伝え、隠さないようにしたそうです。

病院で出会った人の共通点。
暗い顔をしている人は、将来の不安を語る。
明るい顔をしている人は、退院した後の将来の夢を語る。
身体の状態ではなく、夢や希望を失ったとき人は暗くなる。

目標を持つ事。
あきらめずに続ける事。
苦しい時・苦境の時、言い訳をせず出来る方法を考える。

最後にこう語られました。

「人にはいつどんな事が起こるかわからない。後悔しないように自分がしたい事を悔いないようにしよう。」

(レポート:びわこ湖南所属 合資会社ドットラボ松崎和弘拝)


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